オムそば…
このメニューに決定するにはちょっとした勇気が必要だった。
なぜなら4月末にNO,13として作った時のトラウマが
まだ脳裏に鮮明に残っているからだ。
初めてオムそばをお弁当に入れると決めたあの日。
No,11ひじき入りつくね弁当で串ごと投入したり、
NO,12味噌カツでご当地グルメを活かしたりと
お弁当作りの楽しさを謳歌。

やってみれば案外できるじゃ~ん
とまさに弁当ウェイ系時代を満喫していた最中、
挑戦した「オムそば」は…!
…完敗だった…。
ビリビリに破れる薄焼き卵、
かけすぎたソースとケチャマヨ、
大量の青のり………
包み込めなかったキャベツの芯が
隠しきれない敗北感のように力無く横たわる…。
ノリと勢いで全て何とかなると思っていた横っ面に
「オムそばなめんなよ!」
スパーンとビンタを喰らったあの日…。
だが、それを踏まえても今日はオムそばなのだ。
なぜなら…
昨日 焼きそばだったから…!!
ドン!
前回の反省を生かし、慎重にことに取り掛かる。
火加減問題への取り組みも、
ラップとの関わり方も慎重且つ円滑に実施し、
全てが順調に進んでいるかのように思たそんな中!
「ぐはぁぁぁっ卵が破れたぁぁっっ!
くっそぉぉっっこんなに慎重に
ラップで包んで移動させたのに、
一体全体なぜこんなことになるんだ?!」
・・・浅くなる呼吸。手元に戸惑いが生まれる。
「いや!落ち着け!大丈夫だ!
破れた卵なんてソースかけちまえばなんとかなるはずだ。
とにかく焼きそばを包み込むという職務を果たしてくれればそれで問題ない!」
気を取り直して何とかお弁当箱に収める。
さて…。ここからが1番の山場である。
今のこの深刻な事態も、
この局面で全て丸く収まる!それは!
「ソースとマヨのウニョらせ」…!
怖い…
いやしかし、直面しなくては…
「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…」
私の中の碇シンジが呟く(エヴァンゲリオンでーす)。
まずはソースから…悪くない。
この感じならいける!!
次はマヨだ! (写真下の方からのスタート)
うおっ…少し下からのスタートだったが
冷静に上向きにカーブするという判断でナイスフォロー…
…慎重な滑り出し。
いいぞいいぞ、急がず慌てず。ゆっくりウニョれば大丈夫。
そのちょうしd…
… そこにっ!まさかの声が! …

お母さん、肩がすごく痛い。シップある?
ぐっはぁぁぁ!今かぁぁぁぁぁぁ!
ブレる手元!
うわぁぁぁマヨが途切れたぁぁ
どうする?
いや、しかし最愛なる息子氏の肩の大ピンチ!
湿布を早く探さねばぁぁうわぁぁぁぁっっっ!!
ゲームセーーット!!
「そうですね〜
前半戦は火加減を抑えるなどの繊細なプレーもあって
順調な滑り出しでしたが、
後半差し掛かる頃に選手の疲れも見えて、
まぁでも敗因は突然の攻撃に対する守備力ですかね。
次回があるとすれば、
守備を固めながらもウニョらせの打線をしっかり見極めて。
攻撃力も1つ上を目指して勝ちを取りにいきたいところです。
ありがとうございました。」
…ということで、
2024年7月も負けに終わったオムそば。
心の傷口も卵が破れた傷口も、
ソースで隠し切ることはできないほど深く刻み込まれた。
しかし!
また私は立ち向かう!
なぜなら…!
夏は焼きそばが多いから…!!
ドン!
まぁ味は美味しいはずだYO🫶
卵で包むのむずかしいね〜🥳
今日も楽しくいこ〜🏄
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